【読書記録】下町ロケット ゴースト/池井戸潤【83冊目】

下町ロケット ゴースト/池井戸潤

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WordPressに移ってから一発目の読書記録です。
前のlivedoor Blogから引き継いで83冊目です。

感想

少々ネタバレありです。

下町ロケット、下町ロケット ガウディ計画に続いて3冊目です。いまは4冊目の下町ロケット ヤタガラスを読んでいます。

その昔宇宙開発の研究をしていた主人公の佃が社長を務める中小企業である佃製作所が、大手企業に翻弄されながら成長していく。というような内容です。
3作目では、舞台を宇宙から地上に移し、農業用機器のトランスミッションを開発します。下町ロケット、下町ロケット ガウディ計画と同じような展開で、行き詰まったところに拾う神あり。というような内容で展開が多少わかりやすいというか、ワンパターンな印象。

といっても終始面白く読むことができ、最後で4作目に続くことが明らかな内容となっているので、自然に次の作品に手が伸びます。
読んでいる途中で部長の殿村、こりゃ家業の農業継いで佃製作所やめるんやろな。というフラグがビンビン立ってます。

私は理系人間で裁判とか全然わからないし興味もないんですが、本作の描写は私のような人間にもわかりやすく書かれており、面白く読みやすい印象です。小難しい用語とか言い回しとか出てくるとアレルギーな人でも、言葉が解説されているのでわかりやすいです。

読んで後悔はないかな。おすすめです。