【読書記録】謎解きはディナーのあとで/東川 篤哉【93~95冊目】
謎解きはディナーのあとで/東川 篤哉
2011年本屋大賞の小説です。
ドラマにもなりましたね。
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感想
各話短編になっており、基本的に一日一話読むスタイルで読み進めました。
「謎解き」という題名についている通り、主人公の麗子が新米刑事として殺人事件を解決していきます。(実際にトリックを暴くのは執事の影山ですが)
トリックの説明は非常に優しく説明されていてわかりやすいです。意味不明なトリックは特にありませんが「そんな状況で殺人までするか?」という某有名探偵アニメ的なことは思ってしまいます。
あと、麗子は社長令嬢という身分で、その上司の風祭警部というのも大手自動車メーカーの御曹司です。
各話の冒頭には決まって麗子が礼状であるということと風祭警部が御曹司であることが書かれており、その部分についてはいちいち説明しなくてもいいかなという印象(しかも長い)。
総じて朝のぼーっとした頭にはいい読み物でした。