Kindle Paperwhiteを長期間使ってわかったメリット・デメリット
はじめに
今年の1月にKindle Paperwhiteを購入しました、きっかけは
- (確か)セールだったこと
- Kindle Paperwhiteが防水になったこと(しかし入浴中に一度壊れます)
- 本は紙が一番!と思っていたけど食わず嫌いで否定は良くないと思ったこと
- 3ヶ月間Kindle Unlimitedが99円/月だったこと(2019年1月の話なのでもちろん現在は終了しています)
です。
それから
購入モデルの選定
kindleには大きく分けて3種類
があります。
私のKindleの用途として主に
- 文庫化されていない本を読む
ということを考えていたので、容量は8GBで十分です。仮に漫画を読むにしても、購入したものはいつでもダウンロードできるので、読み終わったら消していけばいいだけです。
また、購入した書籍は、自宅Wi-Fiでダウンロードするので、4Gモデルの必要はありません。
あとは広告付きかどうか。長く使っていきたいと思っていたし、広告付きモデルはスリープ解除時にスワイプする必要があり、広告無しのモデルと比べて読み始めるまでにワンアクション多いです。
ということで数あるモデルの中から私は
・Kindle Paperwhite 8GB 広告無し(Wi-Fi)
を購入しました。
画面保護と、レザーの手触りが好きなので、ケースとして
も合わせて購入しました。購入から10ヶ月経った今でも、ヘタることなく使用できています。このあたりは流石純正品といったところで、多少他より高くても純正品はいいものです。
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メリット
まずは使って感じているメリットをランキングで紹介します。
①薄くて小さい
使用目的として挙げた「文庫化されていない本を読む」ということについて、このKindle Paperwhiteは非常に優れています。六四版でハードカバーだと、持ち運びに不便ですが、Kindle版で購入すればKindle本体の大きさ(167 mm x 116 mm x 8.18 mm)で済みます。
カバーを付けているので、私の場合はもう少し大きいですが、ハードカバーの六四版を持ち歩くよりスペースも取らず、持ち運びに気を使う必要がありません。
また、小さいこともあって、通勤中につり革につかまっている状態で片手でページを捲りながら本を読むこができます。これが地味に便利です。退屈な通勤の時間が有意義な読書タイムに変わります。
②文字サイズ・画面輝度の変更ができる
ベッドに寝転がってKindle Paperwhiteを使用するとき、文字サイズを大きくすることでメガネを外した状態でも読書ができます。また、ベッドサイドの照明だけでは暗いので、画面輝度を調整して見やすい状態を保つことができます。
③防水
Kindle Paperwhiteは、このモデルから防水になったので、入浴中でも読書ができるようになりました。
④辞書が使える
文章中に難読漢字等々がでてきて、読めない単語があるとき、長押しで選択して内蔵されている辞書で調べることができます。これは非常に便利。
辞書辞退がダウンロードされているので、オフライン環境でも直ぐに調べることができます。
⑤電池持ちがいい
これは使い始めてから気づいたのですが、一日1~2時間程度の使用であれば一週間くらい充電しなくても余裕で電池が持ちます。
残量が30%台になってようやく気づいた充電する。といった感じです。
デメリット
次にデメリットについてもランキング?形式で紹介します。①から感じる頻度が多い順です。
①さっと戻れない
小説等読んでいて、数ページ~数十ページ戻ってなんて書いてあったか確認したいことないですか?
Kindle Paperwhiteの場合は、ジャンプ機能を使うか、目次単位で戻るかで大きく飛ばす事はできます。しかし、大体アバウトに戻ることが多いので1ページずつサラッと目を通しながら戻りたいものです。
そうなると画面右端をタップしながらちまちま戻るしかなく、この点は紙の本に劣る点だと思っています。
というか、Kindle Paperwhiteを使っていてこれがダントツのデメリットだと思います。
②まれに挿絵が表示されない
これは1、2度あったんですが、購入した本の表紙や挿絵がエラーで読み込まれないことがありました。
ダウンロードした本を一旦削除して、再ダウンロードで改善。それでもダメなら端末を一度初期化することで改善しています。
機械モノなので、この点はしょうがない部分もあると思いますが、端末初期化は面倒なのであまりやりたくない・・・。
③紙の質感が味わえない
これがKindle Paperwhiteを気にしつつも購入していなかった一番の理由です。私は文庫本に革のブックカバーをかけて、それに触れながら紙をめくる。その行為も読書の一つとして楽しんでいました。
もちろんKindle Paperwhiteでは無理です。対策としてAmazon純正レザーケースを購入して使っていますが、「紙の本×レザーブックカバー」の質感には敵いません。
壊れた(水没?)
防水になったKindle Paperwhiteですが、購入してから3週間ほどたったころ。風呂場で使っていたら突然タップ操作を受け付けなくなりました。
防水なのをいいことに全く気を遣わずに風呂でバシャバシャ使っていたからでしょうか・・・
その後アマゾンカスタマーサポートに連絡し、即対応していただき、数日で新品が届きました。めでたしめでたし。
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総評
ここまでメリット・デメリットを挙げてきましたが、トータルとしてはメリットが勝っているかなと思います。今の使い方としては
- 中古でいい本
- 書店で見つけた気になる本
- 実用書のようにページの行き来が激しい本
については紙で読んでいます。メリットのうち、
- 文庫化されていない六四版の本をKindle Paperwhiteで読めること
これが私の生活にKindle Paperwhiteが定着した最大の理由です。
さいごに
食わず嫌いだった電子書籍リーダーですが、使ってみると案外気づいていなかった利点がありました。
ネットが発達した今では、購入しなくてもいろいろなレビューを見ることができますが、やっぱり自分で買って触ってみるのが一番なのは間違いないですね。