【一眼記録】ウェディングケーキを現像する
はじめに
先日友人の結婚式に招待され、少ない荷物で行きたかったので単焦点レンズ一本で行ってみました。
持っていったレンズは「SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM」です。
それから
披露宴では最初から全力で飲酒して楽しく過ごしました。特に写真を頼まれていたわけでもなかったので、ちまちまスナップ的に撮っていたうちの一枚を現像します。
一眼記録
では現像過程について紹介していきます。
現像前
現像前の状態がこれです、新婦のドレス等々白いものが多く、白飛びするものがかなりあるので基本的にマイナスに露出補正して暗めに写してます。現像時に明るくすること前提です。
カメラで撮った写真が白飛びしているとかなり目立ちますが、逆に黒つぶれしている部分は案外目立ちません(個人の意見含む)。
それに、黒って意外と潰れてるようで階調が残っていて潰れていないことが多いです。
というわけで現像していきます。
ライト
もうほぼこれだけで現像完了な感じはあります、暗めに写しているのでハイライト・シャドー共に最大値の100までガン上げします。
オートン効果
結婚披露宴ということで、すこしドリーミーな感じを出したくてオートン効果を付加します。このパラメータを適度に追加することでふわっとした感じに仕上がります。
縁取り
オートン効果と合わせてふわっとさせる目的で追加しています。細部の描写が淡くなります、あまりやりすぎるとディティールが曖昧になり、質感がなくなってしまうのでやりすぎ注意です。
細部の強調
縁取りで曖昧になったディティールをある程度持ち上げる目的で追加しています。
「縁取り」「細部の強調」については、今思うとなくても良かったかもしれません。
現像後
以上で現像完了です。大きく変えているパラメータ「ハイライト」「シャドー」の効果がしっかり出てくれ、実際の色味が再現できているように感じます。
前後比較
中央のスライダーを動かして現像の前後を比較できます。
[twentytwenty]
[/twentytwenty]
SIGMA Art 50mm F1.4 DG HSM (ISO:100, f:1.4, SS:1/400)
全体的に明るくなったこともあってか、ピント面でない部分のボケがはっきりわかります。以前の記事「【一眼記録】秋の一枚を撮ってきた」で使ったときと同様ですね。
https://hokurikulife.com/autumm-photograph-2019/
さいごに
このとき撮った別の写真を見ると、絞って撮ったものが異常な白飛びを起こしていました。絞り羽根の不良にこのとき気づきました。
今回扱った写真は開放で撮っているので白飛びの異常は見られません。修理に出して一ヶ月近くになりますが、まだ直ってこないです。早く使いたい…