基本情報技術者試験を受けたときの話
はじめに
前提条件
基本情報技術者試験に合格するまでの話を書きます。
前提条件として私は地方国公立大の情報系を卒業しているので、その程度の人間が合格するまで。の話です。
IPAについて
IPAという団体を知っていますか?正式には「情報処理推進機構」といって、日本の国家IT戦略を担う経済産業省所轄の独立行政法人だそうです。(ってウィキペディアに書いてありました)
とにかく、公の組織の息のかかった団体ってことですかね。
受験までの経緯
受験したのは2018年の秋期。私の会社では資格取得を奨励しており、基本情報はじめ、IPAの試験やその他の国家資格系の資格を取得すると合格祝い金が出ます。
祝い金が欲しいというのもありますが。自分の価値を会社に示していく必要があると思っていましたので積極的に受験しました。もし将来転職を検討するようなことがあったら役に立つはず?です。
基本情報はIT業界では取得していて当たり前だと思いますが、スキルレベル2の基本情報の次はスキルレベル3の応用情報、更にはスキルレベル4の試験が複数控えています。その第一歩が基本情報といった位置づけ。人によって基本情報・応用情報は高校や大学で取得している方もちらほらおられますね。
基本情報については、これからIT業界で働いていくならまず最初に取ろうね。というような難易度の試験かと思います。
それから
教材
教材については以下を購入しました。
そこそこ評価が高く、書店で見た感じも悪くなさそうだったのでとりあえず買った感じです。
勉強方法①
まずは上記で挙げたキタミ式の基本情報の教本を一通り読みました。マネジメント系、ストラテジ系は全く前提の知識がないのでそこそこためになった感じです。
それ以外は大学でやった内容の復習だったり、逆に大学での内容より数段階簡単な基本的な内容が多い印象でした。
この時点でキタミ式の教本のお役目は終了です。
勉強方法②
最早こっちがメインの勉強でした。
・基本情報技術者試験ドットコム( https://www.fe-siken.com/ )
というのがありまして、過去問題を無限に演習できるという素晴らしいサイトです。午前/午後ともに選択式の基本情報については、基本情報技術者試験(FE)ドットコムで勉強しました。
基本情報はかなり過去問の使い回しが多いですが、一回前の回からは出ないという話でしたので、直近一回を除いた4回分を選択して演習しました。
勉強時間
キタミ式の教本を読んで、一通り過去問に目を通した段階でほぼ間違いなく合格するだけの前提知識があると確信(慢心)したので。FEドットコムについては過去4回分は選択したものの、結局前々回の1回分を演習しただけで試験を迎えました。
キタミ式を読むのと、過去問一回分の演習で、総勉強時間は4~6時間程度だと思います。
結果
正確な値は忘れましたが、午前/午後共に8割弱の得点でした。調子に乗っていた割には点数が低かったです。
基本情報の合格後、次は応用情報だと思って過去問をチラ見しましたが、初見では合格ラインの6割は取れなさそうな印象でした。多分大学出たばかりの全くの無勉強で合格できるのは基本情報までかなと思います(応用情報の話は追々)。
さいごに
基本情報に合格し、2019年秋期の応用情報を受験。現在結果待ちなので、昨年を振り返って基本情報を受けたときの話を書こうかなと思いました。
応用情報は基本情報に比べて割としっかり勉強しました。応用情報の結果は確か12/20なので、合格発表まで待ち状態の身です。